【FIREムーブメント】Lean FIRE(リーンファイア)の特徴と定義とは?
こんにちは、ツバスです。
この記事では、3種類あるFIREのうちLean FIREについて解説していきます。
Lean FIREって聞くけど具体的にどういうFIREなんだろうと思う人もいると思います。
今回はLean FIREの特徴・定義等について知りたい人への記事になります。
✅この記事でわかる事 ・Lean FIREの定義 ・Lean FIREに必要な資産 ・Lean FIREのメリット・デメリット
Lean FIREとは
✅Lean FIREの定義
・FIREを目指すにあたり倹約等を徹底して行い生活費を最小限に抑えて生活する
簡単に言うと、ミニマリストの生活を送り生活費を抑えて最短でFIREを目指していくスタイルになります。
Leanには「痩せている」や「細い」という意味があるのでLean FIREは細く細く生活をしていくということになります。
- 家
- 車
- その他維持費の掛かるもの
などはLean FIREでは基本NGです。
NGとはいいますが、車が必須な環境の人もいると思います。
なので生活に必要の無いものは持たないというスタイルを徹底して貫いていくことがLean FIREになります。
質素倹約が苦にならない方、最速最短でFIREを目指したい人はこのFIREを目指してみるといいと思います。
Lean FIREに必要な資産
Lean FIREは質素倹約をし生活費を極力下げてFIREを目指していくため、他のFIREに比べて必要資産や期間は少なく済みます。
具体的な支出、資産について解説していきます。
支出
Lean FIREは生活費以外の支出はしないため、必要最低限の支出で生活することになります。
生活費/月 | 生活費/年 | |
1人世帯 | 139,000 | 1,668,000 |
2人世帯 | 254,000 | 3,048,000 |
3人世帯 | 273,000 | 3,276,000 |
4人世帯 | 314,000 | 3,768,000 |
生活費の平均はこのようになっています。
これはあくまで平均なため、この金額からさらに倹約し生活費を下げていくことになります。
住んでいる地域によって違いはあるかと思いますが、生活費を極力下げる努力が必要になってきます。
必要な資産
Lean FIREの必要資産は年間総支出の25倍を準備する必要があります。
例えば10万円/月で生活するとなると
・10万円×12ヵ月×25倍=3000万円
になり3000万円の資産が必要になります。
3000万円と聞くと多いと思う人もいれば少ないと思う人もいるかと思いますが他のFIREに比べて現実的な数字ではないかと思います。
Lean FIREを目指している人には7、8万円/月で生活している人もいます。
仮に8万円/月で生活できるとすると
・8万円×12ヵ月×25倍=2400万円
になり、10万円/月に比べると600万円も必要資産が下がります。
このように支出が下がればFIREに必要な資産も減ってくるので支出の最適化を行い最速最短でFIREを目指しましょう。
Lean FIREのメリット
ここではLean FIREのメリットについて解説していきます。
Lean FIREのメリットには以下のようなものがあります。
- 最速最短でFIREを目指せる
- 倹約を意識することでお金への意識が高くなる
- FIRE達成への意思が強くなる
それぞれのメリットについて深堀していきます。
最速最短でFIREを目指せる
Lean FIREは質素倹約し生活費を極力下げて生活をするため、FIREまでの必要資産が他のFIREに比べて低くなり、FIRE達成期間が短くなります。
FIRE達成までの時間が長くなればなるほどモチベーションが保てなくなるため支出を下げることと並行して収入UPも同時に行うことにより最短でFIREを目指して行きましょう。
お金への意識が高くなる
倹約をするにあたりお金のことについて色々調べることになるため、自然とお金に対する意識が高くなります。
私もFIREのことを知るまではお金について全くの無知でした。
どうすれば倹約できるか試行錯誤していくうちにお金だけではなく色々な知識が身につきます。
Lean FIREに限らず他のFIREを目指す人もお金に対して貪欲に考えていくことで金融リテラシーを上げていきましょう。
FIRE達成への意思が強くなる
どのFIREを目指すとしてもFIREへの意思は強くなっていくとは思いますが、Lean FIREは極端に質素倹約し入金力を上げてFIREを目指すため、他のFIREに比べて達成への思いは強くなると思います。
実際FIREを達成している人はLean FIREであることが多いのもうなずけます。
Lean FIREのデメリット
ここではLean FIREのデメリットについて解説していきます。
Lean FIREのデメリットには以下のようなものがあります。
- アクシデントに弱い
- 倹約疲れ
それぞれのメリットについて深堀していきます。
アクシデントに弱い
どのFIREにも言えることですが、暴落が起こった際にリタイア生活を維持できなくなる可能性があります。
Lean FIREは必要最小限の資産で生活しているため、他のFIREに比べてリスクが高いです。
しかし、Lean FIREを達成できた人はこれまでに得てきた知識・経験が豊富なためアクシデントに対応できるだけの能力は持っているかと思います。
更なる倹約などを駆使してリタイア生活を維持できる可能性は大いにあります。
倹約疲れ
Lean FIREでは倹約生活をずっと続けて行くため、倹約生活が嫌になり浪費してしまうリスクがあります。
倹約が苦にならない人は問題ないかもしれませんが、FIREのために無理して倹約を続けてきた方は反動が大きいため注意が必要です。
倹約疲れを起こさないために自分の許容できる範囲をあらかじめ明確にしておくことが大切になってきます。
まとめ
今回はLean FIREについて解説してきましたが、倹約生活が苦にならない人はLean FIREを目指すのが最適かと思います。
他のFIREに比べて実現性が高いため目指す価値は十分にあります。
FIREを目指さないとしても倹約するための知識は無駄にならないため倹約を意識して生活するのは良いことだと思います。
このサイトでも倹約や入金力UPについての記事をUPしていきますので一緒に頑張ってFIREを目指しましょう。